韓国の大学選び🏫


こんにちは!

今回は韓国の大学選びについて紹介させていただきます。



韓国正規留学とは、外国人選考で韓国の大学に入学し、韓国語(または英語)で学問を学ぶことです

そのため、ある程度の韓国語(または英語)の能力が求められます。

大学に入学するといっても、外国人選考では特に試験はありませんが

受験の際にオンラインと郵送ともに提出する書類の準備が非常に大切になってきます‼️‼️‼️

実際に韓国の大学の受験の際には、

・韓国語能力試験(TOPIK)成績証明書 or ・語学堂の成績証明書

・英語の試験(TOEFLやIELTS)の成績証明書

2つのどちらかの成績証明書の提出が求められます。

つまり、受験資格として、ある程度の韓国語(または英語)の語学スキルが求められますので、「基礎的な韓国語を学ぶ」という目的としてはおすすめできません。

提出書類ついては、また別のブログで紹介させていただきます。

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入らせていただきます。⤵️


大学選びについて

さて韓国正規留学を準備する際は、各大学の募集要項に合わせて書類を準備して提出する必要があります。

そこで最初に決めなくてはならないのは、大学ですよね!

ですが、大学選びを何を基準に選ぶのか迷われる方もいらっしゃると思います。

そこで私が参考にしていたことや、実際にいただいたアドバイス、そして1学期を終えた今になって思うことを参考に、以下のことについて紹介させていただきます。


大学の難易度や順位

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、韓国の大学にはSKYという言葉があります。

この言葉は韓国の大学の中でも特に難しいといわれている、S(ソウル大学)、K(高麗大学)、Y(延世大学)の通称です。

世界大学ランキングを参考にされる方は以下の情報をご参考になさってください。

Times Higher Education World University Rankings (THE)

QS World University Rankings

この2つは評価基準が異なるため、若干順位も異なります。

教育の質や国際性、就職市場における競争率など、さまざまな観点で各大学が評価されています。

「ランキング上位の大学に行きたい!」という気持ちの大きい方は、これらの大学の順位を参考に選ばれるのもいいと思います。

私はどうしてもSKYの大学に通わせていただきたく、上記3校と西江大学に受験させていただきました。

しかし、大学のランキングのみを見て選ばれることは、1学期目を終えた私の見解から申しますとおすすめしません。

その理由が、「大学の難易度や順位」以外に考慮すべきことに繋がってきます。


韓国留学中の優先順位

Screenshot
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私は当初、「ランキング上位の大学に行きたい!」という気持ちでソウル大学の英語英文学部の受験のみを準備していたのですが、その際に現地の韓国大学生の方が下記の点についてアドバイスを下さいました。

  • ソウル大学の英語英文学部は学生の英語レベルが非常に高いこと、ほぼネイティブレベル
  • 韓国留学中に勉強以外にしたいこと
  • 勉強だけに専念した後に卒業するときに、サークルや私生活の思い出がないのはおすすめできない

せっかくの韓国留学です。韓国でしかできない体験がたくさんあり、韓国でしか関われない友達もたくさんいます。

まずは韓国正規留学の目的に優先順位をつけ、勉強以外にやりたいことを決めておくことをおすすめします!(サークル、ショッピング、旅行など)


立地

各大学何の最寄り駅が何駅なのかだけでなく周辺のお店や、寮に住む予定の方は大学周辺を含め、住む予定のおうちの周辺まで詳しく調べ、可能であれば実際に見てみることをおすすめします。

  • 何駅、何号線

例えば延世大学の場合、最寄りの駅は新村(신촌)です。2号線が通っており、隣の駅は弘大入口(홍대입구)です。カフェやお店も多いです。授業が終わった後や、休日にこのような繫華街が近くにあると、とても楽しそうですよね。

高麗大学の場合は最寄り駅が、安岩(안암)もしくは高麗大(고려대)です。6号線が通っており、6号線内にある漢江鎮(한강진)はTAMBURINSやMARITHEなどの人気ショップも揃っています。また、緑莎坪(녹사평)はカフェやワインなどの豊富なおしゃれなお店があります。

各地域の雰囲気や、休日の過ごし方、自分自身の趣味嗜好を考慮すると、うまく心の切り替えもできると思います。

  • 大学、寮(おうち)、マートなど

次に考慮していただきたいのが、大学や寮(おうち)の周辺やその他の施設です。

寮やおうちから大学までどれくらい時間がかかるのか、そしてどんな道なのかを確認してください!

学校だけでなく、コンビニやマート、病院、薬局などに行く際も、もちろんその坂の往復があり、外に出るのもすごく憂鬱でした。夜の街頭や治安、車通りも同じくです。住む場所や立地は、すぐに変えられるものではないので意外と大きなストレスを受けます。完璧な場所はありませんが、自分が妥協できる部分、妥協できない部分をしっかり区別しておかれることをおすすめします。

また、周辺の施設などについても考慮してみてください。

例えば、韓国で自炊しようとお考えの方は近くにどんなマートがあるのか。また、病院や薬局などが、近くにあるかどうかも確認してください。体調を崩したときそのときに病院や薬局を探すのはとてもつらいし、海外ならなおさらです。


交換留学制度

交換留学制度についても調べてみてください。

自分が行きたい国や大学が連携校としてあるかどうかです。

中には、交換留学に興味がないとお考えの方もいらっしゃると思いますが、大学内でさまざまな国の学生と出会ったり、授業で学んだりすると、他の国やその国の教育制度、政治などに興味を持つこともあります。

また、すでに交換留学について興味をお持ちの方も、国や連携校、交換留学の制度についても調べてみることをお勧めします。

交換留学での連携校の場合、実際に留学国の田舎の方の大学で、想像していた都会的な交換留学ではないとショックを受ける場合もあるそうです。

交換留学生の選考基準においても、自分が何年生の時に、どのくらいの期間、どのような選考基準(成績など)があるのかを調べておかれることをおすすめします。


学費・奨学金制度

学費は大学によって異なります。私立に比べて、国立や市立はなどは学費が安いです。為替レートが良くない今、数十万円を両替するとなると、韓国ウォンで見れば少しの金額差も、日本円で見ると大きい金額差になる場合もあります。これからレートの変動関わらず、学費は支払うものですよね。学費は1年生から入学の場合、最低でも4年間(8学期間)は支払うことになる大きな金額です。4年間学費を支払い続けることやレートの少しの変動にも大きな損得が生じるかもしれないことも考慮してみてください。

そこで奨学金制度も参考にしてみていただきたいです!

私が通わせていただいている高麗大学は奨学金の種類が多く、貸与型だけでなく、成績優秀者は授業料が免除になるような制度もあります。

奨学金の種類および申請期間や提出書類などは、大学によって異なります。奨学金の種類の多さを考慮して大学を選ぶことも、一つの選択肢です。

奨学金の種類をはじめ、申請の仕方まで確認しておくと良いと思います。


学校行事

韓国の大学といえば、学園祭にK-POPアイドルが来たり、高麗大学と延世大学の場合は고연전(コヨンジョン)が有名ですよね!

学校行事はたくさんの人と仲良くなったり、韓国留学で思い出を作ったりする重要なイベントです。

授業だけだと、どうしても同じ学部や大学の学生に会う機会はそんなに多くないですよね…。しかし…!!!学校行事では多くの学生と出会えます🤩

どのような学校行事があるのかもぜひ確認してみてください。


専攻

こちらは、専攻がすでに決まっている方へ向けです。

私は最終的に、合格を頂いた後、高麗大学と延世大学の経営学部のどちらにするか悩んだ結果「高麗大学の経営学部は有名」というお話を何度もお聞きし、高麗大学の経営学部に入学させていただきました。

あとは、애드캠퍼스というアプリで、学生方の大学や学部、授業構成や内容に対する評価を見て決めました。

同じ学部であっても、学校の施設やカリキュラムは異なります。どこの大学でその選考を学びたいのかということも考慮してみてください。


インスタグラム

大学の建物や学校行事の雰囲気を感じていただくためにおすすめさせていただきたいのが、「大学の公式インスタグラム」です🌈

大学の建物の写真や学校行事の様子、学生のインタビューなどが載っています。

さまざまな学校の活動や様子が見ることができます。

卒業まで長く通う大学ですので、大学の建物や雰囲気が自分好みかどうかも、大事な要素だと思います。


いかがでしたか?

韓国正規留学をご検討中の方や、大学選びでお困りの際に少しでもお力になれますと幸いです。

次回は、韓国の大学での専攻選びについてご紹介させていただきます。

読んで下さり、ありがとうございました💖



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